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2018年06月26日

分子標的薬パラディア

免疫リンパ療法の選択肢は無くなり選択肢は手術、放射線、抗がん剤or分子標的薬
今の所何もせずに運命を待つという選択肢は無い…
まだこんなに元気なんだもん…
その選択肢を選ぶとしたら既にあちこち転移してる時かな…
今の所は何とも言えないけど…
CT撮るしか無いしね…
それも麻酔かけて負担にはなるけど…

選択肢の説明は一通りは掛かり付けから聞いては居る
抗がん剤や分子標的薬についても聞いては居るけど腫瘍専門医なら何か学会で新しい情報聞いて無いかな?というのもあって相談へ

一通りは掛かり付けと同じ説明を聞く
やはり効果のあるであろう順位は同じ
手術、放射線、抗がん剤or分子標的薬
ただここで収穫?が1つ
こちらの病院で一頭だけ扁平上皮癌が扁桃に出来た子に分子標的薬パラディアが効いたと!
癌が無くなる事は無いかも知れないが、かなり小さくなったと…
パラディアは肥満細胞腫の薬として開発されて効果を上げているらしい
但し扁平上皮癌は適用外
だけど使ってみたら小さくなった子が居るよ!!って事らしい
他にも効かない癌もあるけど効いてる子が居るから効くかもしれないので、試してみる価値はある!と…

思わず飛び付きたくなる話だったけど
副作用がキツくて続けられない子も居ました
副作用はきつく出る子も居るし、そんなに出ない子も居る
主にあげられる副作用は下痢、嘔吐、食欲不振、腎不全
あと一時的に白血球が減少すると感染症に掛かりやすくなる
シェルティなので腎不全はとても気になる
そろそろ悪くなってくる年齢でもあるし…
下痢嘔吐は薬を止めれば収まるらしい
先ずこれから試してみたい気持ちは山々だけど、懸念するのは先にパラディアを使って腎臓に来てしまったら、後から手術や放射線は出来なくなると言う事青ざめ
そしてたまたまその一頭に効いただけなのか?他にも扁平上皮癌の子に使って効いたのか?他にも効いた子が居るならパラディアの選択肢が上がる!
そもそも適用外なのでどれくらい試した子が居るのかも不明わからん
そこでFacebookで扁平上皮癌(出来れば口〜喉の癌)にパラディアを使った飼い主さんが居たら情報が欲しいと拡散してみた
膀胱癌に使い始めた飼い主さんが1人
そしてコリーでおでこに出来てしまった扁平上皮癌にパラディアを使った話を聞く事が出来た!
コリーの子は使用し始めて1ヶ月後くらいから小さくなり始めたらしい目
その後癌が無くなっては居ないけど、とても元気に生活出来て居ると…
これは大変希望の持てる情報でありがたかったです!
癌が無くならなくても小さくなる、現状維持が出来る!となれば上手く副作用を押さえて生活していく事が出来るかもしれない顔1(うれしいカオ)
確実では無いが部分切除→パラディアの選択肢は有りかもしれない

パラディアのデメリットは先に書いた副作用と飲み続けなければいけなくなる事…
薬の費用以外に定期的に血液検査、モナコの場合は声帯の癌をチェックするのにいちいち麻酔が必要になる事でコストが上がる事わからん
モナコの体重で月3万〜くらいかなわからん
今でもアイルが月4万〜くらい掛かってるのでダブルで来ると何かと苦しいあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)
放射線も費用は気になるけど、毎月コンスタントに来るのもキツイなあせあせ(飛び散る汗)
それでなくてもワンゲル係数高い我が家あせあせ(飛び散る汗)
放射線は一気に大金なので恐ろしい青ざめ
出せる費用の限界もあるので予算の中で効果有るものが選べると良いんだけど…

パラディアは検討しつつ、府大へ手術、放射線を検討する為に診察へ…
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posted by 砂姐 at 22:39| Comment(0) | シニア闘病記録

何を選ぶか・・・?

モナコの声帯の扁平上皮癌が見つかって、さてどうするか?
転移する前に全部取っちゃえば正直それで終わる・・・癌ってそんなもんだ
癌や肉腫の悪性腫瘍は色んな性格や形態を持っている
扁平上皮癌は例えれば腫瘍本体から一杯根を出すタイプらしい
要は切り取りにマージンが必要らしい
モナコは肥満細胞腫を3個取ったけど、それも似たようなもん
見た目の腫瘍よりも余分に切除が必要なので傷が大きくなる
声帯の場合吠えないように声帯を取る手術もある
同じように声帯ごとピっと取れないの?と思ってしまうあせあせ(飛び散る汗)
声帯だけで無理ならその周りごと→喉頭全切除になるわけだ ←ここまで納得
でもここで問題になるのは声帯の手前には誤嚥しないように食道に物が通る時に気管に入らないように蓋をする部分がある
これが無くなると食べ物が気管に入るのか?食道に入るのか?わからなくなる訳でふらふら
口から物を食べれなくなってしまう
胃瘻(胃チューブ)と喉に穴が開いたままになる永久気管開放となるわけで・・・
↑これを受け入れれるなら癌は取り切れるでしょう
人間なら自分で決める事も、それを選んで生きて行く事も出来ますが
犬はね・・・口から食べたらイケナイの、お水飲んじゃイケナイの・・・となっても理解できないよねもうやだ〜(悲しい顔)
特にうちは多頭居るのでモナコにだけ食べさせない飲ませないとなる完全隔離で管理しなくてはイケナイわけで・・・
モナコのストレスを考えても、胃チューブや穴の開いた気管の衛生を維持するのも困難バッド(下向き矢印)
なので、この方法は一番に候補から消える・・・

では大きく切らず小さく取れるだけ取るのは???

癌ってヤツは中途半端に弄ると進行する事が多いらしい・・・
人間の場合は取れるだけ取って放射線治療が有効
犬も出来ればそれは有効だろうと思われるけど、気になるのは副作用と費用だな
候補としては検討して先生には大阪府大への問合せと診察予約をお願いした

府大から返事が来るまでに調べたのは「免疫リンパ療法」
自分の血液から免疫細胞を培養し、増えた免疫細胞をまた自分の体に点滴で戻すらしい
癌をやっつけるのは免疫細胞!漢方や食事療法でも免疫を上げるって言うじゃない!?
これなら手術も要らないしモナコも楽よね?
幸い大阪には再生医療や免疫療法に力を入れている有名な病院があるので問合せてみた
結果から言うとモナコの場合は効果は見込めないらしい

まず「進行癌には免疫リンパ療法は有効でない」らしい
既に取って小さくなった癌を押さえる、抗がん剤との併用で効果をあげる、再発を防ぐ為に免疫をあげて行く等には有効との事
メリットは体に負担が少ない事
デメリットは時間がかかる(自分の血を取って、培養して戻すのに2週間必要。1回目は採血のみ、2週間後から点滴で細胞を戻すと同時に採血し、次の細胞を培養する)
そして終わりが無い事ふらふら
止めてしまえば元の体に戻って行くんだろうねあせあせ(飛び散る汗)何回やれば終わりと言えないので
状況により1クール半年とか3か月とか相談しながら決めるらしい
そして終わりが無いので長生きすればする程費用がかかるがく〜(落胆した顔)
参考までに採血と点滴の1セットが6万円がく〜(落胆した顔)
最初は短い間隔で、そこから様子を見ながら月1回くらいまで減らせる事はあるがケースバイケース
これで取らなくても現状維持が出来るなら?モナコの体には一番優しいと思ったけど・・・
残念ながら現実的では無かったなバッド(下向き矢印)
これからもっと良い方向へ研究が進んで行ってくれれば良いけどあせあせ(飛び散る汗)

免疫リンパ療法を諦めて先生に報告した時に分りやすい説明をしてくれた
「癌がビームを出して正常な細胞を攻撃するヤツやとして、免疫あげて戦うって言うのは戦う兵隊を増やすって事やけど、ヤツらビーム持ってるから無茶苦茶強いねんあせあせ(飛び散る汗)増やした兵隊もどんどんやられるねん。」
「じゃあどうしましょう?ってなった時にヤツらがビームを出せないようにしよう!これが今流行りのオブジーボとかの分子標的薬。ビーム持って無かったら勝てるやろ?
ビーム持った奴らをまず減らそうって言うのが手術や放射線やねん」
「抗がん剤もヤツらを減らせるけど、一緒に兵隊も殺してしまうから副作用が多くなるねん」

なーるほどなぁ〜exclamation
食事療法もサプリも漢方も・・・直接細胞やっつける訳じゃないもんな
兵隊増やす方法色々って事か・・・
↑はもちろんやらないよりやった方が良いけど、ヤツラが多いと太刀打ちし難いって事か
食事療法やサプリ、漢方は出来る範囲で考えるとして、まずはヤツらを減らしたい

残るは手術+放射線、手術+抗がん剤や分子標的薬、手術無しの抗がん剤や分子標的薬
これについては掛かりつけとセカンドの腫瘍専門医の居る病院で相談した

ARD_4681.jpg

シニアでもまだまだ走れると思ってたモナコ
もうアジは無理だねぇ・・・
posted by 砂姐 at 19:11| Comment(0) | シニア闘病記録